急増するスマートフォンの落し物リスクとこれからの落し物について | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

急増するスマートフォンの落し物リスクとこれからの落し物について

警察に数多く届く遺失物の中でも、年々増加の一途をたどるのは携帯電話類である。都内で警察に届けられた携帯電話類の遺失届数は平成23年度では21万件以上にものぼる。その携帯電話類の中でもここ数年で特に激増したのが「スマートフォン」だという。

特集
株式会社落し物ドットコム 代表取締役社長 増木 大己氏
  • 株式会社落し物ドットコム 代表取締役社長 増木 大己氏
  • 落し物ドットコムに登録されたデータベースから都道府県・カテゴリ・場所でしぼって落し物を検索可能
  • 落した落し物や、拾った落し物についての詳細。応援ボタンを押して、応援数があがると主に自分のTwitterのフォロワーに落し物情報が拡散される
  • 応援数が多い落し物のランキングです。多くの注目が集まる事でより落し物情報の詳細が集まりやすくなる
  • 拾ってくれた方や協力してくれた方へ向けて感謝の言葉を残しておくことができる機能
  • 落し物をしてしまったときに、必要となる対処法をまとめたコンテンツ
●100年ぶりに改正された遺失物法

落し物を拾ったら届ける。これは日本では誰しもが知っている1つの社会規範ではないだろうか。

届けられた落し物は遺失物法と呼ばれる法律に基づき、持ち主の元へと返却される。そんな遺失物法が平成19年に100年ぶりに改正された。

12月10日から改正遺失物法がスタートします:政府広報オンライン
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200710/2.html

年々増加する遺失物の増加に合わせて、保管期限の短縮、公共交通機関等に遺失物管理に関する権限を大幅に認める特定占有施設制度の導入、インターネットによる遺失物情報の公開など遺失物対応の効率化を目論んだ法改正ではあったが、遺失物の増加は留まるところを知らず、平成22年度に日本全国の警察に届けられた拾得届の数は1,900万件を超えて過去最高の数字を記録した。

警察に数多く届く遺失物の中でも、年々増加の一途をたどるのは携帯電話類である。例えば、東京都内を管轄する警視庁のデータによると、都内で警察に届けられた携帯電話類の遺失届数は平成23年度では21万件以上にものぼる。

《ScanNetSecurity》

編集部おすすめの記事

特集

特集 アクセスランキング

  1. 今日もどこかで情報漏えい 第26回「2024年6月の情報漏えい」ふたつの “完全には否定できない” 違いは どこを向いているか

    今日もどこかで情報漏えい 第26回「2024年6月の情報漏えい」ふたつの “完全には否定できない” 違いは どこを向いているか

  2. 能力のないサーバ管理者 サーバモンキーはネットセキュリティの危険因子

    能力のないサーバ管理者 サーバモンキーはネットセキュリティの危険因子

  3. アンチ・シリコンジャーナリズム それってデータの裏付けあるの? 前編「存在しない『炎上』の作り方」

    アンチ・シリコンジャーナリズム それってデータの裏付けあるの? 前編「存在しない『炎上』の作り方」

  4. Scan社長インタビュー 第1回「NRIセキュア 柿木 彰 社長就任から200日間」前編

  5. 【無料ツールで作るセキュアな環境(67)】〜 zebedee 5〜(執筆:office)

  6. 日本プルーフポイント増田幸美のセキュリティ情報プレゼンテーション必勝ノウハウ

  7. 作っているのはWebアプリではない ~ S4プロジェクト チーフデザイナー かめもときえインタビュー

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×