ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)は10月2日、大阪府警察本部生活経済課と阿倍野警察署が9月30日、権利者に無断でコンピュータソフトウェアを複製した中古PCを販売していた大阪市阿倍野区内の中古PCショップ店長の男性(29歳)を含む4名を、著作権法違反(頒布目的所持)の疑いで逮捕したと発表した。逮捕につながった端緒は、BSAがソフトウェアの不正コピー撲滅のため設けている情報提供窓口に提供された情報であった。男性らは9月中旬、BSAメンバー企業であるマイクロソフトコーポレーションが著作権を有する「Microsoft Windows XP」や「Microsoft Office 2003(日本語版)」を、権利者に無断で複製(インストール)した中古PCを店頭販売した疑いが持たれている。また、男性らが勤務するPCショップはこれら不正インストール済みPCを店頭やインターネットを通じて販売していたと見られている。