独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月6日、Symantecが提供する「Symantec Endpoint Protection Manager」にDoS攻撃を受ける脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これは、Symantecが公開したセキュリティアドバイザリ「SYM12-007」を受けたもの。「Symantec Endpoint Protection Manager 11.0.7000 RU7 MP2 より前のバージョン」には、DoS攻撃を受ける脆弱性(CVE-2012-1821)が存在する。この脆弱性が悪用されると、Microsoft Windows Server 2003のインターネット インフォメーション サービス(IIS)を使用したWebサーバがDoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。