独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は4月24日、サイバー攻撃のより一層の問題の周知と対策促進を目的に、IPAが公開した注意喚起情報をリアルタイムに配信する「サイバーセキュリティ注意喚起サービスicat」を公開したと発表した。本サービスは、協力組織のWebサイトと連携し、IPAのサーバーセキュリティの注意喚起(脆弱性情報)を広く、即時に発信するもの。WebサイトにHTMLタグを埋め込むことで、IPAから発信する緊急対策情報をリアルタイムに同期できる。重要な注意喚起についてはオレンジ色の背景色で強調する。また、MyJVNバージョンチェッカの簡易機能として、icatをブラウザに表示する際に利用しているAdobe Flash Playerのバージョンチェックする。古いバージョンを利用している場合には、メッセージが表示される。IPAでは、icatによる情報発信に協力するよう呼びかけている。