独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月26日、ImageMagickが提供する画像の操作や表示用のソフトウェア スイート「ImageMagick」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「ImageMagick 6.7.6-3 およびそれ以前」には、JPEGやTIFFファイルの処理に起因する複数の脆弱性(CVE-2012-0259、CVE-2012-0260、CVE-2012-1798)が存在する。この問題が悪用されると、細工されたJPEGまたはTIFFファイルを処理することでDoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。