独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月23日、The Apache Software Foundationが提供するサーバ「Apache Traffic Server」にバッファオーバーフローの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Apache Traffic Server3.0.2 およびそれ以前の 2.0.x 系、3.0.x 系」および「Apache Traffic Server 3.1.2 およびそれ以前の 2.1.x 系、3.1.x 系」にはHTTPの処理に問題があり、バッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2012-0256)が存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にDoS攻撃を受けたり、任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者の提供する情報をもとにパッチを適用するよう呼びかけている。