「Cisco ASA 5500 シリーズ」のActiveXコントロールに脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.03.28(木)

「Cisco ASA 5500 シリーズ」のActiveXコントロールに脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、Cisco社が提供する「Cisco ASA 5500 シリーズ適応型セキュリティ アプライアンス」のActiveXコントロールに脆弱性が存在するとJVNで発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月15日、Cisco社が提供する「Cisco ASA 5500 シリーズ適応型セキュリティ アプライアンス」のActiveXコントロールに脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

「Cisco Adaptive Security Appliance Software 7.1 から 7.2 まで」および「Cisco Adaptive Security Appliance Software 8.0 から 8.6 まで」には、ActiveXコントロール cscopf.ocx に初期パラメータの処理に起因するバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2012-0358)が存在する。この問題が悪用されると、細工された HTML ドキュメントを閲覧した場合に、任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、Cisco社が提供する情報をもとに「Cisco Adaptive Security Appliance のソフトウェアをアップデートする」「VPN クライアント用PCにインストールされているActiveXコントロールを無効にする」の2つの対策を実施するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×