日本マイクロソフト株式会社は3月9日、2012年3月のセキュリティ情報の事前通知を発表した。発表によると、セキュリティ情報の公開は3月14日で、6件のパッチ公開を予定している。内容は、最大深刻度「緊急」のものが1件、「重要」のものが4件、「警告」のものが1件となっている。影響を受けるソフトウェアは、「緊急」ではMicrosoft Windows、「重要」ではMicrosoft Windows、Microsoft Visual Studio、Microsoft Expression Design、「警告」ではMicrosoft Windowsとなっている。脆弱性の影響は、「緊急」および「重要」の1件がリモートコード実行、そのほかはサービス拒否および特権の昇格となっている。これらの適用時には、再起動が必要となる場合があるとしている。なお、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」も更新される予定だ。