ストラトフォーのリーク:米国はジュリアン・アサンジの「極秘起訴を行う」〜告発の準備が整い、待機中であると電子メールが主張(The Register) | ScanNetSecurity
2024.04.19(金)

ストラトフォーのリーク:米国はジュリアン・アサンジの「極秘起訴を行う」〜告発の準備が整い、待機中であると電子メールが主張(The Register)

ストラトフォーは、企業および政府クライアントに諜報と分析を提供しており、企業版CIAもどきと評されることもある。テキサスに本拠地を置くこの国際的諜報企業は、昨年12月、Anonymousによりハッキングされた。

国際 TheRegister
米国の民間調査会社ストラトフォーから盗み出され、WikiLeaksが取得し、リークされた内部メールによれば、米国の検察官が、同告発サイトの創設者ジュリアン・アサンジに対する極秘告訴を準備したという。

WikiLeaksは月曜、ストラトフォーのメール500万通以上の一部を公開開始した。「民間調査会社がどのように仕事をし、企業クライアントや政府クライアントのため、個人をどのように標的にするか」を示すことが目的だ。オーストラリアの新聞The AgeはWikiLeaksとの調査協力を通じて、これらのメールを早くから入手する機会を得ており、2011年1月に送信された内部メールで、ストラトフォーの上級役員が次のように書いていると報じた:「我々はアサンジを極秘起訴する。」

ストラトフォーの諜報部門担当副社長で、米国国務省外交安全局テロ対策部門の前長官フレッド・バートンは、WikiLeaksに対して米国が行ったとされる調査に関する報道について、議論するやり取りの中でコメントしている。同僚の諜報アナリストに送られたメール(BlackBerryから送信され、WikiLeaksによってここで公開された)でバートンは、アサンジに対して米国が訴訟を起こす可能性があるという情報の機密性の高さを強調したが、「保護して下さい」「非公開で」と述べている…

※本記事は有料版に全文を掲載します

© The Register.


(翻訳:中野恵美子
略歴:翻訳者・ライター
《ScanNetSecurity》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×