東日本大震災関連の倒産累計500件を突破(東京商工リサーチ) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.12.12(火)

東日本大震災関連の倒産累計500件を突破(東京商工リサーチ)

製品・サービス・業界動向 業界動向

東京商工リサーチは、東日本大震災関連の経営破たんについて調査し、結果をまとめた。

12月21日現在で、東日本大震災の関連倒産が累計505件に達した。震災関連倒産は10、11月と2カ月連続で50件を下回り、一時より発生ペースが緩やかになった。しかし、阪神・淡路大震災の関連倒産が震災から10カ月目(月次ベース)の累計が129件だったのと比べて、依然として約4倍のハイペースで推移している。

また、現状で倒産に集計されない事業停止や破産などの法的手続きの準備を進めている「実質破綻」が46件あり、実質的な震災関連の経営破綻は、12月21日現在で551件となっている。

倒産企業は10月と11月は発生ペースが一段落した感があるものの、実質破綻企業はこれまでの水準で推移しており、まだ震災関連の動向から目を離せない状態。

震災関連倒産の累計505件の都道府県別では、最多が東京の114件で、次いで北海道の38件、岩手の29件、福岡の26件、大阪の25件、福島・静岡がそれぞれ22件、愛知の21件と続く。

直接被害を受けた東北6県の倒産件数は84件だった。東北地区では、不渡報告への掲載猶予などの救済措置がとられているが、12月に入ってからは岩手で3件、宮城で1件が発生した。

産業別では、最多の製造業が123件で全体の24.3%を占めた。次いで宿泊業・飲食店などを含むサービス業他が116件、建設業が89件と続く。製造業の件数が徐々に増加している。

12月21日現在の12月の震災関連倒産29件は、建設業が8件、製造業が7件、サービス業他が5件などとなっている。

被災状況では「間接型」被害が469件に対して「直接型」被害が36件にとどまっている。ただ、12月は岩手で津波により本社建物が被災し、商品が大半が流出して事業停止していた企業で破産手続開始が決定されるなど、被災地区を中心に「直接型」が徐々に増える可能性がある。

東日本大震災関連の倒産累計500件を突破…東京商工リサーチ

《編集部@レスポンス》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

製品・サービス・業界動向 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. イスラエルのサイバー防衛たてつけ~視察団報告

    イスラエルのサイバー防衛たてつけ~視察団報告

  2. 次世代FW+Sandbox+SIEM+SOCの管理体制が限界を迎えるとき~三年後を先取りするVectra Networks社製品とは

    次世代FW+Sandbox+SIEM+SOCの管理体制が限界を迎えるとき~三年後を先取りするVectra Networks社製品とは

  3. シミュレーションゲーム「データセンターアタック」(トレンドマイクロ)

    シミュレーションゲーム「データセンターアタック」(トレンドマイクロ)

  4. 自分の利用しているサーバの状況を確認する方法 不正中継確認

  5. サイバーセキュリティ経営ガイドライン改訂、経営者が指示すべき10項目見直しや事後対策取組など(経済産業省)

  6. ダークウェブからAIで情報収集(DTRS、IISEC)

  7. 人の動作に偽装するボットアクセスを検知(アカマイ)

  8. EDRとSOCを連携させた標的型攻撃対策サービスを提供(TIS)

  9. 学校の自殺予防体制、情報セキュリティ技術活用

  10. 2020大会関係者向け疑似サイバー攻撃演習、システムを忠実に再現(NICT)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×