マイクロソフト株式会社は10月7日、2011年10月のセキュリティ情報の事前通知を発表した。発表によると、セキュリティ情報の公開は10月12日で、8件のパッチ公開を予定している。内容は、最大深刻度「緊急」のものが2件「重要」のものが6件となっている。「緊急」の2件はMicrosoft .NET FrameworkおよびMicrosoft Silverlightが影響を受けるものと、Microsoft WindowsおよびInternet Explorerが影響を受けるもの。「重要」のものはMicrosoft Windows、Microsoft Forefront Unified Access Gateway、Microsoft Host Integration Serverが影響を受けるものとなっている。「重要」の2件はそれぞれ特権の昇格とサービスの拒否だが、「緊急」を含むそれ以外の6件はリモートからコードを実行される脆弱性となっている。これらの適用時には、再起動が必要となる場合があるとしている。なお、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」も更新される予定だ。(吉澤亨史)http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms11-oct