クラッキング集団 LulzSec が攻撃対象の「電話注文受付」開始 | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2018.04.20(金)

クラッキング集団 LulzSec が攻撃対象の「電話注文受付」開始

特集 コラム

Sony Pictures、任天堂、米上院、そして先ほど明らかになったところではCIAなどをクラッキングしたLulzSec の活動が止まらない。他にも、Eve Online、Minecraft、League of Legends などのゲームサイトを DDos 攻撃でダウンさせた。

クラッキング集団の中には、特別な主張を持つ「ハクティビスト」というものもある。ソニーへの攻撃で有名なアノニマスがそうだ(編集部註:「ソニーの情報漏えい事件で我々は何を学ぶか (1) 事件の背景にある様々なハッカーの存在」記載の「C-type:ネット市民運動」参照)

これに対して LulzSec は、愉快の追求が目的。愉快なことしようぜ、とファンに呼びかけ(彼らのファンは世界中にたくさんいるらしい)、動画をアップし、ツイッターで活動報告し冗談を飛ばす。徹底した愉快犯といえるだろう。

今週火曜日からは攻撃対象の電話注文受付を開始した。次のクラッキングターゲットのリクエストを受けつけ、まるで宅配ピザのように、電話すればご注文に応じてサイトをつぶしに行くという。

注文を受け取ると彼らは「challenge accepted」と返答する。

電話番号は、614-LulzSec(614-585-9732)もしくは732-993-7703

lulzsec

しかし、多数の電話が殺到して対応しきれなかったため、彼らは、かかってきた電話を転送するという暴挙に出た。転送先への電話版DDos攻撃である。

最初の餌食になったのは、magnets.com という磁石用品のカスタマーサポートセンター、次は World of Warcraft カスタマーサポートセンター、さらにその次は FBI デトロイトだ。

HBGary も電話のターゲットになった。HBGary は、アノニマスにクラッキングされたセキュリティベンダーとして有名な会社だ。大量のメールを公開されて恥をかかされ、さらにくるしい言い訳をして恥の上塗りをしてしまった。

こうした活動は逐一ツイッター上で報告されおり、フォローするとリアルタイムで情報を入手できる。ゲーム産業の読者はフォローしておくとよいと思う。そのうちライバル会社や自分の会社の名前が出てくる可能性は低くないだろう。

http://twitter.com/LulzSec

なお、彼らは留守番電話に残ったメッセージを You Tube で公開しており、下記で聞くことができる。

http://www.youtube.com/watch?v=3doUCaaUp5k

どこまでも人をおちょくっている。

※重要な注意
本記事に含まれる電話番号、URLにアクセスした場合、あなた自身が危険にさらされたり、犯罪に荷担したとみなされたりする可能性があります。十分にご注意ください

(一田和樹)

一田和樹著/原書房刊「檻の中の少女」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/456204697X/
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×