●メールアドレス漏えいで懸念される新たなリスク
事件について、外部からクライアントのファイルがハッキングされたというだけで、同社のホームページでは攻撃がどのように行われたかは明らかにしていない。「bank info security」では、Aite GroupのアナリストであるJ
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●メールアドレス漏えいで懸念される新たなリスク 事件について、外部からクライアントのファイルがハッキングされたというだけで、同社のホームページでは攻撃がどのように行われたかは明らかにしていない。「bank info security」では、Aite GroupのアナリストであるJulie McNelley氏に話を聞いているが、詳細が明らかになるまで数か月かかるとの考えを示している。
ただし、事件を取り上げた「Help Net Security」では、メールマーケティングを扱う第三者の企業がハッカーの攻撃対象になることが増えていると指摘している。たとえば、3月下旬に明らかになったケースでは、Play.comのマーケティングを扱うSilverpop Systemsからの漏えいだ。当初、Play.comで使用しているメールアドレスにスパムメールが送付されているという苦情が多数届いた。そのため調査を行ったところ、Silverpop Systemsのシステムが攻撃を受けていたことが分かった。100を超える組織を顧客に持つSilverpop経由での漏えいで、マクドナルドやオンラインのアートコミュニティ、deviantArt's、米国最大のドラッグストアのチェーン店、ウォルグリーンの顧客も被害を受けた。