アルプス システム インテグレーション株式会社(ALSI)は4月21日、セキュリティUSBメモリ作成ソフトの上位モデル「InterSafe SecureDevice Professional」のオプション機能として「セキュアポーター機能」を追加、5月27日より提供開始すると発表した。本ソフトは3月26日より発売されているもので、USBメモリを接続した際にウイルスの感染を防ぐため、接続するPCのウイルス対策状況を確認することができるほか、USBメモリ内のログを自動送信することが可能となる。「セキュアポーター機能」は、同ソフトで作成したセキュリティUSBメモリ内のファイルを、特殊暗号化された「セキュアポーターファイル」に変換することで、USBメモリから外部へのデータ持ち出しを禁止しつつ、遠隔地にある特定のセキュリティUSBメモリ内でのみデータ編集や更新作業を可能にする。専用ソフトやシステムを導入することなく、従来の伝送経路の保護だけでなくファイル送信後の情報漏えい対策を業界で初めて実現したことから、現在特許を出願中だという。http://www.alsi.co.jp/news/sd_100421.html