株式会社 Kaspersky Labs Japanは5月25日、Facebookを標的として行われたフィッシング攻撃への対抗策として、インターネットユーザを対象に、サイバー犯罪の脅威から身を守り安全にインターネットを利用するためのガイドラインを公開した。悪質なコードがソーシャルネットワーキングサイト(SNS)を通じて拡散した場合、メールを媒体として拡散した場合に比べ、感染の成功率という面で10倍の効果があるという。ガイドラインは以下の通り。・Facebook のような Web サイトを訪問するときは、事前に登録したブックマーク(お気に入り)のリンクをクリックするか、ブラウザのアドレスバーにURLを直接入力する。・メールのメッセージに含まれたリンクをクリックしない。・個人情報など機密情報を入力するのは、安全なWebサイトであると確認できる場合に限る。・口座の出入金を定期的にチェックし、疑わしいものがあれば、すぐに銀行に連絡する。・受け取ったメールにフィッシングメールの特徴がないかどうか確認する: メールが個人宛てに送られたものか 自分以外にも受信者がいないか 誤字、文法の誤り、不自然な言葉遣いがないか ・インターネットセキュリティ製品をインストールし、アンチウイルス機能をつねに更新する。・セキュリティパッチをインストールする。・未承諾のメールやインスタントメッセージを簡単に信用しない。・管理者権限でログインする際には注意する。・データをバックアップする http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207578767