メールマガジンASP業者の中には、事実上スパム配信を容認し、スパム業者の温床になっているところがある。そこで本論では、スパムメールとメールマガジンASP業者との関係を洗い出し、問題点を整理してみる。●メールマガジンASPはスパムの温床!? 筆者はいくつかのメールアドレスを用途によって使い分けている。おそらく読者の多くの方もなさっているように、外部にオープンし名刺にも書いちゃうアドレス、メールマガジン購読用アドレス、きわめて限定した人にしか公開しない業務用アドレスなどなど、数えてみたら15個もあった。多すぎかもしれない。 限定した範囲にしか公開していないアドレスには、スパムは届いてこなかった。しかし、そのうちひとつのアドレスにスパムが届き始めた。これはひとえに「知り合いになった人には、メールマガジンを送ってもいいだろう」という脳天気なヤツのせいである。そいつが筆者のアドレスを自分の使っているメールマガジンASPに登録し、メールマガジンを配信しはじめたのである。 メールマガジンASP業者の中には、ISMSとか、Pマークを取っていても全くあてにならないことおびただしい会社がある。不幸にして、その知り合いは、ISMSやPマーク取得という看板にだまされて、あてにならない業者を使っていたわけである。 届くスパムには「このメルマガは、無料レポートや懸賞サイトなどでご登録された方にのみに特別にお伝えしているものです。」などと、もっともらしいことを書いてあるが、ひとつのマガジンを解除しても、他のメールマガジンが届くだけである。というか、そもそも登録も承認もしていないメールマガジンを勝手に送りつけてくるのは違法だろう。その上、メールマガジンASP業者にとってスパム業者は、いい常連客なのか、業者を追い出す気配もない。 こうなると打つ手はない。 同じ悩みをもつ人もいるだろうと思って検索してみると、やはりいた。コンビーズメールはスパム・迷惑メールの温床 http://spam-hantai.seesaa.net/ スパムでとても困ってます combzmail(コンビーズメール)というメルマガ配信サイトを経由したスパムが毎日のように何通も来て困っています。 http://okwave.jp/qa4368299.html この業者は相当な確信犯であり、長期にわたってスパムの配信を容認してきたようである。 筆者に、スパムを送りつけくるサーバもコンビーズさんである。後ろめたい気持ちがあるらしく、Webには電話番号を記載していない。後ろめたい思ってるなら、やめてくれよ、といいたい。 なお、同じ悩みを抱えている方のために、連絡先電話番号が記載されているURLも紹介しておこう。WHOISの結果 http://whois.ansi.co.jp/?key=combzmail.jp 電話番号の記載されたプレスリリース http://www.news2u.net/NRR200723698.html ●メールマガジンASPの個人情報漏えい体制 「メールマガジンASPの個人情報漏えい体制」と書いたが、これは「メールマガジンASPの個人情報保護体制」の間違いではない。あまりにも確信犯なので… 【執筆:Prisoner Langley】【関連リンク】セキュリティコラムばかり書いているLANGLEYのブログ http://netsecurity.blog77.fc2.com/ ── ※ この記事は Scan購読会員向け記事をダイジェスト掲載しました 購読会員登録案内 http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?w02_ssw