ソニックウォールが今春、中国 上海の復旦(ふだん)サイエンスパークに研究開発センターを開設した。今後同センターでは、中国国内での脅威の情報収集、中国市場に向けた製品開発やローカライズなどを行っていくという。中国は、今後アジアの政治経済の大きな役割を担っていくと考えられているが、そのセキュリティ事情については情報がまだまだ不足している。ScanNetSecurity編集部では、4月に来日したソニックウォール社のワールドワイドセールス担当バイスプレジデントであるジョン・ディルーロ氏にインタビューし、中国のセキュリティ動向や同研究開発センターの位置付けなどについて聞いた。───>>北京五輪、上海万博に向けて進むインターネットインフラの整備ScanNetSecurity編集部(以下SCAN):はじめに今年の春に上海に開設した、ソニックウォール社の研究開発センターの目的について聞かせて下さい。ジョン・ディルーロ氏(以下ディルーロ):上海の復旦(ふだん)サイエンスパークに解説したR&Dセンターは、ソニックウォールの国外初の研究開発拠点で、中国にR&Dセンターを開設した理由は3つある。ひとつは、中国におけるセキュリティ市場の伸びだ。調査会社のFrost &Sullivan社が発行した2006年第4四半期のセキュリティレポートによれば、2006年の中国のセキュリティ市場は24%成長している。来年2008年の北京オリンピックや、2010年の上海万博の準備に加え、中国の大都市圏でブロードバンドの利用が着実に増加していることが原因だ。ふたつめの理由は…取材協力:SonicWALLhttp://www.sonicwall.com/japan/【取材・執筆:ScanNetSecurity編集部】──この記事には続きがあります。全文はScan Security Management本誌をご覧ください。◎有料版Scan申込> http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m02_ssm