CAN-SPAM 法の効果■第2回■ | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2018.07.16(月)

CAN-SPAM 法の効果■第2回■

特集 特集

<目次>───────────
前回
1.はじめに
2.さらなるスパム対抗措置
今回
3.効果的なフィルタリング
4.明るい兆候
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3.効果的なフィルタリング

単純なキーワードによるフィルタから、ブラックリスト式フィルタ、人工知能を利用した最先端のフィルタまで、スパムをユーザの受信ボックスに寄せ付けないための手段は多数あります。今のところ、長期間にわたって継続的にスパムを排除できる、単独の技術は存在しません。完全なスパム撃退を行うためには、複数の防御技術を組み合わせることが、もっとも有効な方策のようです。組み合わせる技術としては、ヘッダー・フィルタ、シグネチャ・フィルタ、URLフィルタ、ヒューリスティック・フィルタなどがあります。以下で、これらのフィルタリング技術についてご説明しましょう。

* ヘッダー・フィルタ
ヘッダー・フィルタでは、スパム・メールに見られる共通点や傾向を利用した、正規表現ルールを使用します。ヘッダー・フィルタによるフィルタリングの対象となる、スパムであることを示す特徴の例としては、スパム送信ツールの痕跡(送信に使用したプログラムの名前など、ツールによってメッセージの中に残された情報の断片)、改ざんされたタイム・ゾーン、偽の経路情報などが挙げられます。

* シグネチャ・フィルタ
一般にスパムのシグネチャとは、特定のスパム攻撃から、固有のビット列、すなわち「シグネチャ」を抽出したものです。スパム攻撃に見られるこの重要な「指紋」は、亜種の識別に使用されます。シグネチャは実際のスパムから作成されるため、正確さが保持されます。スパム送信者は第1世代のシグネチャ技術に対し、大幅なカスタマイズとHTML難読化を導入することで反撃しました。しかし最新のシグネチャ・フィルタは、HTMLスパムに対して特別の防御機能を備えており、特にランダム化と、スパム送信者がフィルタを逃れるために挿入するHTMLの「ノイズ」(コメント、定数、不良タグ)に対抗するように設計されています。そのようなシグネチャ・フィルタは、メッセージを既知のスパムのシグネチャと比較する前に、メッセージからノイズなどを除去することにより、巧妙に手を加えられたHTMLスパムを遮断します。

株式会社シマンテック
http://www.symantec.co.jp/

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この記事には続きがあります。
全文はScan Security Management本誌をご覧ください。
http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?ssm01_ssmd
《ScanNetSecurity》

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