8 月 8 日、9 日(現地時間)に、世界最大のサイバーセキュリティ国際会議 Black Hat USA 2018 Briefings が米ラスベガスのマンダレイ・ベイ・コンベンションセンターで開催された。
7 月 26 日、27 日(現地時間)に、Black Hat USA 2017 が米ラスベガスで開催された。開催 20 周年となる今回の基調講演では、同イベントの創設者ジェフ・モスが開会の挨拶で、 Black Hat のこれまでの 20 年を振り返り、これからの 20 年を展望するスピーチを行った。
ラスベガスで開催されている「Black Hat USA 2015」のキーノートには、弁護士のジェニファー・グラニック氏が登壇した。Black Hat および Def Con の創立者であるジェフ・モス氏によれば、グラニック氏は「ハッカーが最初に連絡する弁護士」だという。
「情報は世界にたくさんあるのに、日本の人はそれを知らないし、情報を共有するコミュニティもなかったですからね。日本に、そんなコミュニティを作りたいと思って、ジェフ・モスに『DEF CON を日本に持っていきたい』という話をしたら、一度はダメと言われたんです。」
モス氏の講演では、医療と公衆衛生のアナロジーを用いて、一企業や組織にとどまらない社会全体での安全性向上を目指す「集団免疫理論(Community Immunity)」が解説された。
コンピュータセキュリティ・カンファレンス「Black Hat Japan 2006 Briefings」が、今年は10月5日および6日に新宿で開催される。日本での開催は今回で三回目となるが、これに先立ち来日したBlack Hatの創立者、ジェフ・モス氏に独占インタビューを行った。
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Black HatのCEO ジェフ・モスのモニターの上には日本のキャラクターグッズ「いたずらぐまのグル〜ミ〜」のぬいぐるみが置かれており、ジェフを冷ややかに見下ろしている。ジェフは昔から日本文化が大好きだった(最初に日本を訪れる1998年以前から)。