作家のマーク・トウェインは「神様は最初にモーリシャスを作ってから、モーリシャスをまねて天国を作った」という、観光ガイドブックに必ず書いてある言葉を残しています。
「日本のインターネットを守るためには、世界のインターネットの水準を上げなければいけないですから、どこに一番手を入れなければいけないかというと、これから一番人口の増加が予測されているアジアとアフリカなんだ、という話をとても正直にしました。」
アフリカではこの順番が逆になっています。すなわち、アフリカ地域全体を統括する AfricaCERT を最初に設立し、そこにノウハウを集積させてから、各国の CSIRT を設立していきました。
最初の一人は、アフリカのインターネットの父といわれる、Nii Quaynor 氏ですNii 氏は、アフリカの地域インターネットレジストリ AFRINIC の創立メンバーです。アフリカの IT 事情に詳しい日本人は Nii 氏を「アフリカの村井純」と呼ぶこともあるそうです。
板門店につづいて、他のメディアが絶対に行かないような場所へ取材に行ってこその Scan だと編集人上野が賛成してくれたこともありました。