2025年10月のBlack Hat USA / DEF CON | ScanNetSecurity
2025.12.05(金)

2025年10月のBlack Hat USA / DEF CON

2019年8月にラスベガスで開催された世界最大級のサイバーセキュリティ国際会議 Black Hat USA 2019 の現地取材レポートをお届けします

Black Hat USA 2019CLOSE▲

Black Hat USA 2018 OPEN▼

Black Hat USA 2015 / DEF CON 23OPEN▼

Black Hat USA 2014 / DEF CON 22OPEN▼

EV充電器に注意 コンテストが示唆するこれから自動車に起こるサイバー攻撃 画像
研修・セミナー・カンファレンス
中尾 真二( Shinji Nakao )
中尾 真二( Shinji Nakao )

EV充電器に注意 コンテストが示唆するこれから自動車に起こるサイバー攻撃

 このように考えると、いますぐにでも起きそうなインシデントは、じつは、EV(電気自動車)の充電器に関するサイバー攻撃(脆弱性攻撃)ではないかと予想できる。EV の充電器にはカードリーダー、RFID、Wi-Fi、Bluetooth といった通信機能があることが多い。充電の課金処理も可能になっている。スマートフォンと連携する製品もあるので、攻撃者にとってはアタックサーフェスのひとつとなる。

自称 “トヨタカローラ ペネトレーション” を武器にサイバー犯罪帝国に挑んだ研究者 画像
研修・セミナー・カンファレンス
中尾 真二( Shinji Nakao )
中尾 真二( Shinji Nakao )

自称 “トヨタカローラ ペネトレーション” を武器にサイバー犯罪帝国に挑んだ研究者

 もっとわかりやすくいえば、犯罪者の保有するインフラやシステムに対してハッキングを行い、コマンドを実行したりデータを盗んだりのいやがらせ(ハラスメント)の限りを尽くして、それを国際的に注目度の高いカンファレンスで堂々講演したということだ。もはや本誌的には快男児としか呼びようがない。なかなかロックな研究者といえる。

サイバー攻撃者が変更偽装困難なたったひとつの特徴 画像
研修・セミナー・カンファレンス
中尾 真二( Shinji Nakao )
中尾 真二( Shinji Nakao )

サイバー攻撃者が変更偽装困難なたったひとつの特徴

 攻撃者が簡単には変えられないものがたった一つだけある。それは攻撃者自身の肉体、攻撃者の身体性、もっといえば脳髄とそれが持つ思考パターンである。末端のオペレーターは別として、指揮命令を行ったり、高度で繊細な作業を実施する者はその実績などによって評価され、プロフェッショナルとして価値を認められ、同一または類似業務に継続して従事する可能性が高い。

「数ヶ月の実務経験を数日に凝縮」DEF CON 三連覇企業が明かす、CTF がセキュリティエンジニアの技術力を爆上げする理由 画像
製品・サービス・業界動向
高橋 潤哉( Junya Takahashi )
高橋 潤哉( Junya Takahashi )

「数ヶ月の実務経験を数日に凝縮」DEF CON 三連覇企業が明かす、CTF がセキュリティエンジニアの技術力を爆上げする理由

 自分のところの社員がサイバーセキュリティ技術を競う競技大会 CTF に参加することを企業が推奨することはあっても、たとえば海外大会などで航空券とホテルまで面倒を見るところはほとんどない。

    Page 1 of 1
    「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
    「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

    ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

    ×