空港システムの「ロンリープログラマー」募集 ~ 航空インフラの命運をたった 1 名に託す英政府の神経 | ScanNetSecurity
2026.03.16(月)

空港システムの「ロンリープログラマー」募集 ~ 航空インフラの命運をたった 1 名に託す英政府の神経

 しかし求人情報にはこんなトホホな条件が書かれている。「この予算は確約ではありません。したがって当局はどれだけ仕事があるか、いくら払うかを保証できません」提示された金額から考えると、採用される C++ プログラマーは勤務時間のごく一部だけをこの仕事に充てることになりそうだ。つまり、せいぜい副業程度の扱いということだ。

国際
(イメージ画像)

 英国運輸省が、空港選択予測システム(編集部註:旅客がどの空港を選ぶかを予測するシミュレーションシステム)の保守をたった 1 人の C++ プログラマーに委託しようとしている。予算は 3 年間で最大 10 万ポンド(編集部註:約 1,700 万円 / 3 年、英国のプログラマーのフルタイム給与としては低い)。

 このシステムは、旅客の空港選択を予測する「国家航空旅客配分モデル(NAPAM:National Aviation Passenger Allocation Model)」の一部だ。

 システムは Microsoft.NET C++ 環境で書かれた約 1 万行のコードで構成されており、データの入出力には Microsoft Excel を使用している。空港のキャパシティを考慮して、どの空港に何人振り分けるかをシミュレーションする。

 運輸省は 2026 年 4 月 27 日から 3 年間で、VAT(付加価値税)を除いて最大 10 万ポンドの予算を設定している。


《The Register誌特約記事》
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
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