「まあ、ワンタイムアタッカーは利用しない以外の防御方法がないとまで言われるいやなソフトだからなあ」 工藤はうなずく。
今回は、このゲームで題材とされている都市インフラのハッキングの危険性や、ゲーム内で起こるハッキングシーンの実現可能性などを専門家の方に語っていただきたいということでお話をお聞きします。
インターネット広告代理店の大手サイバーフジシンに、ふたりの男が到着した。ひとりは工藤、もうひとりは真田と名乗った。ふたりは受付をすませると、無駄に豪華な応接スペースを眺めた。ここがワンタイムアタッカーの餌食になった会社だ。
今回の脆弱性の影響を回避するために、Internet Explorerの使用禁止の案内を出している組織を見かけました。案内文をいくつか見てみましたが(中略)内容が十分とは言えないものもありました。
ScanNetSecurityの存続をかけて駆け回った2010年から約1年後の2011年8月某日、私は、引退後の悠々自適生活を送る初代創業編集長の原隆志さんに会うため北海道の札幌市にいました。
事件そのものもいろいろ考えさせられる点があるが、あまり表に出なかったことが多い。あの事件から10年以上経過しているので、少しくらいは話してもかまわないだろう。
1998年のScan創刊から2006年のサイボウズへの売却までをふりかえった本連載終了に当たり、ひとこと触れておかなければならない話題がある。ACCS事件である。
「あのさ。やっぱり無理だと思うんだけどな」
「え? 工藤さんがそんなこと言うなんて、どうしちゃったんですか! できるに決まっているじゃないですか」