ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社は7月24日、AIが生成するフィッシングによるアイデンティティへのリスクの高まりについて発表した。Carlos Arnal氏が執筆している。
同記事では、「Microsoft デジタル防衛レポート 2025」で従来型のキャンペーンにおけるクリック率12%に対し、AI生成フィッシングキャンペーンのクリック率は54%に達していることを取り上げ、AI生成フィッシングは増加しているだけでなく、はるかに巧妙になっているとしている。
AIによって、かつてはフィッシングを見分ける手掛かりとなっていたスペルミス、不自然な表現、書式の不整合、明らかに怪しいURLなどの特徴がなくなり、ブロックすべき単一のテンプレートが存在しなくなり、また、フィッシングキャンペーンではリアルタイムで固有のバリエーションが生成されるため、セキュリティフィルタが一貫したパターンを識別することがはるかに難しくなった結果、テクノロジーも人も、かつてのようにフィッシングを効果的に検知することが難しくなったと指摘している。
ウォッチガードが委託した最新のグローバル調査レポート「From IT Support to Cybersecurity Powerhouse: The New Mandate for MSP Growth(ITサポートからサイバーセキュリティの中核へ:MSP が成長するための新たな使命)」によると、91%の組織が AI を利用したサイバー攻撃を懸念しており、まさにこの課題は顧客がMSPにリードしてもらいたいと考えている領域であるとしている。
