2026年3月24日から27日の4日間、東京・丸の内で「Security Days Spring 2026」が開催されました。Cloudbaseはダイヤモンドスポンサーとして出展し、東京駅の大型広告から会場装飾、ブース内でのコスプレに至るまで、RPG(ロールプレイングゲーム)をコンセプトに一貫した体験づくりに挑戦しました。本記事では、その取り組みの全体像をご紹介します。
コンセプトの背景については、代表取締役CEO 岩佐のインタビュー記事でも詳しく紹介しています。
セキュリティ担当者は勇者で Cloudbase は「武器屋」 岩佐晃也が仕掛けるワクワクする成長への招待状 ~ 「目標達成できなければ経営陣全員坊主」の気概
セキュリティ担当者を勇者に見立てたRPGコンセプト
「セキュリティ担当者は勇者、Cloudbaseは武器屋」。このコンセプトを軸に、今回のイベントにおける体験を設計しました。
セキュリティ担当者は、日々インシデントを未然に防ぎながらも、その成果が表に出にくい存在です。しかし実際には、企業活動そのものを支える重要な役割を担っています。そうした現場のセキュリティ担当者にスポットライトを当て、リスクと戦って会社を守り抜く“勇者”として捉え直すことが、今回のコンセプトの出発点です。
そしてCloudbaseは、勇者を支える“武器”を提供する存在でありたいと考えました。「こんぼう」から始まり、「鉄のつるぎ」、「ブーメラン」へ。成長段階に応じて適切な“武器”を届け、企業や組織のセキュリティを継続的に強化していくことが、Cloudbaseの目指す姿です。
このコンセプトに基づき、来場者とのすべてのタッチポイントを「勇者の冒険」として設計しました。
東京駅に展開した広告施策
会場最寄り駅である東京駅にも、イベント開幕前からRPGの世界観を展開しました。
MARU-VISION(3月2日~4月5日)では、丸の内南ドーム・北ドームの大型ビジョンにコンセプト映像を掲出。さらにホームドアシート広告(3月16日~31日)では、京浜東北線および山手線のホームドアにポスターを掲出しました。


広告の中では、クラウド環境に潜むさまざまなリスクを“モンスター”に見立て、勇者がそれらに対峙するシーンを描いています。「ログフォーシェル」「アドミン・コレクター」といった、脆弱性・設定ミスのリスクをモチーフにしたオリジナルモンスターを制作し、セキュリティ担当者の共感を得られる表現としています。
会場内では「東京駅で見たやつだ」と声をかけていただく場面もあり、事前に接触したビジュアルとブース体験が結びつくことで、来場者の記憶に残る体験となったことを実感しました。
会場をジャックした装飾
会場の入口には、東京駅広告と連動したモンスターを使ったエントランスバナーを設置しました。「モンスターと出会い、会場内へ進むと勇者になって武器を手に入れる」というストーリーで、来場者がブースへ向かう道のりそのものを、RPG世界観への入口として位置づけました。

また、来場者全員に配布される名札バッジとネックストラップにも、Cloudbaseのクリエイティブを掲出し、ブース来場前からCloudbaseへの親近感を醸成しています。バッジ広告には、勇者の伏線として「なぞのエンブレム」も忍ばせました。

武器屋「CNAPP屋」を体現したブース
会場入ってすぐに位置するブースは、クラウドセキュリティを統合的に守る「CNAPP(シーナップ)」を武器に見立て、武器屋「CNAPP屋」をテーマに設計。ブーススタッフもRPGをモチーフにした衣装でお客様をお迎えしました。
視覚的なインパクトにより、「一番ブースが目立っていますね!」とお声がけいただくことも多く、来場者の足を止めるフックになりました。

ブース前を通る来場者には、「勇者の証」とプリントされたクッキーを配布。「この会場に来ているあなたは、すでに勇者である」というメッセージを、手に取れる形で伝えるための設計です。また、バッジ広告のなぞのエンブレムが「勇者の証」であることの伏線回収にもなっています。
ブースでお話を聞いてくださった方には、アクリルキーホルダー・ステッカー・エナジードリンクなど、RPGの世界観を反映したグッズをご用意。さらに関心を持っていただいた方には、クラウドセキュリティの攻略本「クラウドセキュリティの書」をお渡ししました。
コンセプトを一貫して伝えることで、ノベルティも単なる記念品ではなく、来場者の記憶に残る体験につながっていたと感じています。

講演でお客様の「勇者エピソード」をお届け
基調講演「日本企業の事例から学ぶ、クラウドセキュリティ攻略のロードマップ」では、代表取締役CEOの岩佐が登壇しました。日本企業がそれぞれの現場でどのようにクラウドセキュリティを前進させてきたのか、具体的な事例とともに紹介しました。
例えば、段階的にセキュリティ文化を組織全体に浸透させた事例や、グループ全体で共通のリスク対応基準を整備し、セキュリティの自走化を実現した事例など、いずれも「こんぼうから始めて、段階的に強い武器を手に入れていく」ロードマップを体現するものでした。
また、ナイトセッションでは、すでにCloudbaseを導入しているお客様にご登壇いただき、現場のリアルな声をお伝えしました。実際に運用を回している担当者の体験談こそが、参加者の心に一番響くと実感した時間でした。

おわりに
今回の出展では、東京駅から会場、講演までを一貫したストーリーで設計したことで、リード獲得・商談獲得ともに過去最多という結果につながりました。なお、当初予定していたストレッチ目標も達成し、経営陣の“平和”は守られました。
(ご参照:https://scan.netsecurity.ne.jp/article/2026/03/05/54766.html)
単発の施策ではなく、来場前から会場内までを「勇者の冒険」として体験として設計したことが、来場者の記憶に残り、結果につながったと考えています。
私たちは次回の秋開催のSecurity Daysへの出展も予定しています。セキュリティ担当者の皆さまが「すでに勇者である」と感じられる体験を、これからも届けていきます。








