株式会社山形銀行は3月10日、同行を騙る「ボイスフィッシング」による不正送金について注意喚起を発表した。
同行では、同行を騙る「ボイスフィッシング」による不正送金被害を確認しており、〈やまぎん〉法人インターネットバンキング「ネット EB」による他行あて即時振込を現在は停止している。再開までの間、当日振込を店頭窓口で受付する。
同行で確認している手口は下記の通り。
1.山形銀行や、やまぎんネット EB サポートを騙る自動音声電話がかかり、ネット EB の契約者情報の更新が求められる。
2.ガイダンスに従い電話を応答すると、電話が自動音声から犯人に代わる。
3.犯人からメールアドレスを求められ、答えると、フィッシングサイトの URL が記載されたメールが届き、会社情報やネット EB 契約者情報などの入力を誘導する。
4.フィッシングサイトへ情報を入力した後、犯人から電話がかかり、ネット EB やトークンの操作を案内される。
5.詐取した情報から犯人が口座から資金を引き出し、不正送金する。
なお同行では、自動音声による案内等は一切行っていないとのこと。