総合商社の原田産業株式会社は3月6日、2024年12月18日に公表した同社通販サイトへの不正アクセスによる個人情報流出の可能性について、続報を発表した。
同社が運営する通販サイト「ビールの縁側」では、メール配信のために使用しているサーバに2024年12月17日夕刻に不正アクセスがあり、同社公式メールアドレス「info@beer-engawa.jp」から大量の不審メールの配信が判明し、一部顧客の個人情報が流出した可能性を考慮し調査を行っていた。
同調査では、本不正アクセスの影響範囲を特定するために、当該サーバ以外にも、当該サイト運営に利用しているすべてのサーバを対象として、外部専門機関によるフォレンジック調査および社内調査を実施している。
調査結果によると、すべてのサーバで個人情報の漏えいおよびそのおそれにつながるような不正アクセスがなかったことを確認したとのこと。
同社ではセキュリティ強化のため、サーバアクセス制限やアカウント運用管理の徹底などの再発防止策を実施しており、今後は社内教育・啓発の実施などを通じより強固なセキュリティ環境の実現に努めるとのこと。