株式会社DTSは2月27日、同社グループ会社のデジタルテクノロジー株式会社への不正アクセスについて発表した。
これは2月17日に、デジタルテクノロジーのシステムで障害が発生し、一部サービスが停止したため、外部のセキュリティ対策企業に調査を依頼したところ、デジタルテクノロジーのシステムに第三者から不正アクセスがあり、保有する情報が一部漏えいした可能性が判明したというもの。
デジタルテクノロジーでは現在、外部のセキュリティ対策企業を含む専門家の支援を受けながら、漏えいした可能性のある情報(個人情報を含む機密情報等)を特定するための調査を実施している。
デジタルテクノロジーでは、不正アクセスのあったサーバ等をインターネットや社内ネットワークから隔離する処置を実施しているが、その影響でデジタルテクノロジーの社内システムの一部が使用できなくなっている。
デジタルテクノロジーでは、早急な社内システムの復旧と平常業務の再開に取り組んでいるとのこと。
なお現時点で、DTSおよび他のグループ会社に不正アクセスはなく、本件がDTSグループの今期の業績予想に及ぼす影響については現在精査中。