独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月28日、xfptにおけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。NTTセキュリティホールディングス株式会社の川古谷裕平氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
xfpt 1.01より前のバージョン
xfptには、入力データの取り扱い不備に起因するスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在し、当該製品のユーザが、特別に細工されたファイルを処理するよう誘導された場合、ユーザの環境で任意のコードを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお、ソースコードリポジトリ上では本脆弱性の修正はすでにコミットされており、次のバージョン1.01がリリースされる際に修正内容も取り込まれる予定。