国立大学法人東京大学は6月25日、同学施設への侵入事案について発表した。
これは6月21日午後10時30分頃に、学生を含む複数名が同学の安田講堂正面玄関以外の出入り口から侵入し、制止しようとした警備員が怪我を負ったことで、警察に通報したというもの。警備員は打撲等で、全治約1週間の怪我と診断されている。
同学では本件について、「大学が学生を排除するために警察を導入した」等の情報がSNS等で錯綜していることを把握しているが、これは誤った情報で、学生の抗議活動の排除を要請した事実はないとのこと。
同学の安田講堂では常時入館者を管理しており、夜分に許可を得ずに侵入するような行為は認められないとしている。