株式会社北海道産地直送センターは6月26日、同社が運営するECサイト「産地直送センター」への不正アクセスによる個人情報の漏えいについて発表した。
これは4月19日に、一部のクレジットカード会社から「産地直送センター」を利用した顧客のカード情報の漏えい懸念について連絡があり、同日中に当該サイトでのカード決済を停止し、4月25日から第三者調査機関による調査を開始したところ、2021年3月30日に当該サイトのシステムの一部の脆弱性をついたことによる第三者の不正アクセスでペイメントアプリケーションの改ざんが行われたことが原因で、注文時に入力された顧客のカード情報および個人情報が漏えいし、一部顧客のカード情報が不正利用された可能性があることを5月9日に完了した調査結果で確認したというもの。また同社システム内に、第三者がデータベース内のすべての情報にアクセスすることを可能にする不正なツールが設置されていたため、情報が不正に取得された可能性を否定できないという。