東京都大田区は6月13日、委託業者におけるウイルス感染について発表した。
これは5月26日に、同区ががん検診等の案内帳票類の印刷、封入及び発送業務を委託している株式会社イセトーの一部サーバにランサムウェア被害が発生したというもの。
イセトーの担当者より5月30日に、大田区民の情報はランサムウェア被害に遭ったネットワークと遮断されているため個人情報流出のおそれはないとの報告を受けていたが、調査の結果、6月10日に被害のあったサーバに個人情報を含むデータが保存されていたとの報告があったという。
流出した可能性があるのは、令和6年度がん検診受診券 46名分の氏名、住所等を含む画像データ。
同区ではイセトーに対し、個人情報流出の有無の確認を継続するとともに、調査の実施、報告と適切な対応を求めるとのこと。