独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月16日、Proscend Communications製M330-WおよびM330-W5におけるOSコマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。国立研究開発法人情報通信研究機構 CYNEX解析チームが報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
M330-W V1.11より前のバージョン
M330-W5 V1.11より前のバージョン
Proscend Communications Inc.が提供する産業用LTEルータ M330-WおよびM330-W5 にはOSコマンドインジェクションの脆弱性が存在し、当該製品にアクセス可能な攻撃者により任意のOSコマンドを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する本脆弱性の修正を含むファームウェアイメージをダウンロードの上で、更新するよう呼びかけている。