金正恩国家主席 サイバー戦力を2倍に拡充する方針 ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 2023年5月度] | ScanNetSecurity
2024.05.19(日)

金正恩国家主席 サイバー戦力を2倍に拡充する方針 ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 2023年5月度]

新たな攻撃グループの活動として、Broadcom 社 Symantec が、未認知の APT グループ「Lancefly」が、南・東南アジアの組織を標的とした活動を行っていることを報告しています。本攻撃は、技術的な観点においては APT41 との関連性が疑われています。

脆弱性と脅威
(イメージ画像)

 大企業やグローバル企業、金融、社会インフラ、中央官公庁、ITプラットフォーマなどの組織で、情報システム部門や CSIRT、SOC、経営企画部門などで現場の運用管理や、各種責任者、事業部長、執行役員、取締役、またはセキュリティコンサルタントやリサーチャーに向けて、毎月第一営業日前後をめどに、前月に起こったセキュリティ重要事象のふり返りを行う際の参考資料として活用いただくことを目的に、株式会社サイント代表取締役 兼 脅威分析統括責任者 岩井 博樹 氏の分析による「Scan PREMIUM Monthly Executive Summary」をお届けします。なお、「前月総括」以外の各論は、Scan PREMIUM 会員向けメールマガジンに掲載・配信しています。

>>Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 執筆者に聞く内容と執筆方針

>>岩井氏 インタビュー記事「軍隊のない国家ニッポンに立ち上げるサイバー脅威インテリジェンスサービス」

●前月総括

 5 月は、G7 広島サミット期間中のサイバー攻撃が懸念されました。目立った攻撃活動としては、ウクライナのゼレンスキー大統領の来日報道後に、CyberTriad(@CyberTriadHT)を名乗るハクティビストによる広島市や広島空港への DDoS 攻撃や、中国の APT グループによる政府機関による作成資料(ドラフト版)を囮ファイルとした参加国・招待国の関係者への攻撃活動などが確認されましたが、大事に至るようなものではありませんでした。


《株式会社 サイント 代表取締役 兼 脅威分析統括責任者 岩井 博樹》

編集部おすすめの記事

特集

Scan PREMIUM Monthly Executive Summary

脆弱性と脅威 アクセスランキング

  1. PlayStation公式になりすましたアカウントに注意喚起、個人情報要求DMも

    PlayStation公式になりすましたアカウントに注意喚起、個人情報要求DMも

  2. スマートフォンアプリ「Lemon8」にアクセス制限不備の脆弱性

    スマートフォンアプリ「Lemon8」にアクセス制限不備の脆弱性

  3. マイクロソフトが 5 月のセキュリティ情報公開、悪用の事実を確認済みの脆弱性が 2 件

    マイクロソフトが 5 月のセキュリティ情報公開、悪用の事実を確認済みの脆弱性が 2 件

  4. 「非常に激しい雨」「猛烈な雨」とは、雨の強さと降り方の基準について解説

  5. 開封確認要求や大量の空白行… 複数の手法を採用したフィッシングメール確認 ~ IPA、J-CSIP 運用状況公開

  6. マイクロソフトが 4 月のセキュリティ情報公開、悪用の事実を確認済みの脆弱性が 1 件

  7. ASUS ルータの認証情報漏えい、対策を NICTER Blog が解説

  8. Adobe Acrobat および Reader に脆弱性、最新バージョンへの更新を呼びかけ

  9. トレンドマイクロ製Airサポートに不適切なアクセス権の割り当ての脆弱性

  10. 「読売新聞オンライン」の偽サイトに注意を呼びかけ、SNSや複数サイトで広告を確認

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×