Google は5月19日、無効な Google アカウントに関するポリシーの更新を発表した。
Google によると、長期間使用されず、忘れられたり放置されたアカウントは、侵害された可能性がある古いパスワードや再利用されたパスワードに依存していることが多く、2要素認証の設定がないなど、侵害される可能性が高く脆弱であり、アカウントが侵害されると、個人情報の盗難やスパムなどの望ましくないコンテンツ、悪意のあるコンテンツの媒介など、あらゆる用途に使用される可能性があるという。
そのため Google では、無効な Google アカウントに関するポリシーを全てのサービスで2年間に更新し、2023年後半から2年以上使用されていない、またはログインされていない Google アカウント、及び当該アカウントで使用されているコンテンツを削除の対象とするとのこと。
削除の対象となるコンテンツには、Google Workspace(Gmail、Google ドキュメント、Google ドライブ、Google Meet、Google カレンダー)、YouTube、Google フォトが含まれる。
なお、このポリシーは個人の Google アカウントにのみ適用され、学校や企業などの組織のアカウントには影響しない。