「NTTグループカード サービス終了のご案内 重要必読」~ NTTグループカード騙るフィッシング注意喚起 | ScanNetSecurity
2024.04.19(金)

「NTTグループカード サービス終了のご案内 重要必読」~ NTTグループカード騙るフィッシング注意喚起

フィッシング対策協議会は、NTTグループカードを騙るフィッシングの報告を受けているとして、注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威
確認されたフィッシングメール
  • 確認されたフィッシングメール
  • 確認されたフィッシングサイト

 フィッシング対策協議会は4月10日、NTTグループカードを騙るフィッシングの報告を受けているとして、注意喚起を発表した。

 確認されたフィッシングメールの件名は「「NTTグループカード」サービス終了のご案内 重要必読」というもので、これ以外の件名が使われる可能性もある。文面は、NTTグループカードのサービスが終了するとして、メールの受信後24時間以内に両替しないと期限が切れるとして、リンクをクリックさせようとする。

 確認されたフィッシングサイトのURLは次の通り。

 https://www.ida●●●●.com/
 https://www.rev●●●●.com/
 https://www.mod●●●●.com/
 https://www.use●●●●.com/

 「●●●●」部分は伏字としている。また、これ以外のドメインやURLが使われる可能性や、URLにパスやパラメータが付いていることもある。

 4月10日15時の時点でフィッシングサイトは稼働中であり、同協議会ではJPCERT/CCにサイト閉鎖のための調査を依頼している。なお、類似のフィッシングサイトが公開される可能性がある。

 同協議会では、このようなフィッシングサイトにて、MyLink 会員 ID、パスワード、代表者名(姓、名、セイ、メイ)、電話番号、郵便番号、都道府県、住所、生年月日、カード番号、有効期限、セキュリティコード等を、絶対に入力しないよう、注意を呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

特集

脆弱性と脅威 アクセスランキング

  1. Oracle Java に攻撃された場合の影響が大きい脆弱性、修正プログラムの適用を呼びかけ

    Oracle Java に攻撃された場合の影響が大きい脆弱性、修正プログラムの適用を呼びかけ

  2. Palo Alto Networks 社製 PAN-OS GlobalProtect に OS コマンドインジェクションの脆弱性

    Palo Alto Networks 社製 PAN-OS GlobalProtect に OS コマンドインジェクションの脆弱性

  3. Proscend Communications 製 M330-W および M330-W5 に OS コマンドインジェクションの脆弱性

    Proscend Communications 製 M330-W および M330-W5 に OS コマンドインジェクションの脆弱性

  4. Windows DNS の脆弱性情報が公開

  5. バッファロー製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

  6. Apache HTTP Server 2.4 に複数の脆弱性

  7. Ivanti Connect Secure と Ivanti Policy Secure Gateways に複数の脆弱性、1 月以降の状況を整理

  8. OpenSSLにサービス運用妨害(DoS)の脆弱性

  9. Cacti における遠隔コード実行につながる複数の脆弱性(Scan Tech Report)

  10. 警視庁のウェブサイトを模倣した偽サイトに注意を呼びかけ

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×