独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月5日、ruby-git における複数のコードインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ディー・エヌ・エーの国分佑樹氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
ruby-git v1.13.0 より前のバージョン
Git リポジトリの作成や読み取り、操作に使用できる Ruby ライブラリの ruby-git には、複数のコードインジェクションの脆弱性が存在し、当該製品で第三者によって細工されたファイル名を含むリポジトリを読み込むと、任意の ruby コードを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。