独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は9月28日、ビジネスメール詐欺(BEC)対策特設ページを公開した。
ビジネスメール詐欺(Business E-mail Compromise:BEC)は、巧妙な騙しの手口を駆使した偽のメールを組織や企業に送信し、従業員を騙して攻撃者の用意した口座へ送金させる詐欺の手口。同ページは、さらなるビジネスメール詐欺の脅威に備え、ビジネスメール詐欺の対策に必要となる情報を集約するために開設した。
IPAではビジネスメール詐欺のパターンとして、「取引先との請求書の偽装」と「経営者等へのなりすまし」の2つのタイプの攻撃事例を多く確認しており、その概要や事例を紹介している。
また同ページでは、ビジネスメール詐欺の対策や啓発資料についてもまとめ、公開している。