独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月30日、BookStack におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。
BookStack v22.09 より前のバージョン
BookStack には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在し、当該製品の API を使用しているサイトにアクセスしたユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。なお、開発者によると、BookStack のコンテンツを API 経由で使用する場合は、BookStackが公開するドキュメントを確認し、必要に応じて推奨する保護を追加する必要がある。