独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月9日、Movable Type 用プラグイン A-Form におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社STNetの森山響氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
A-Form 4.1.1 より前のバージョン (Movable Type 7系用)
A-Form 3.9.1 より前のバージョン (Movable Type 6系用)
※A-Form は A-Member、A-Reserve、A-Memberサブスクリプションパックにも同梱されている。
株式会社アークウェブが提供するMovable Type にメールフォームやアンケートフォームを追加するプラグイン A-Form には、反射型クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在し、当該プラグインを使用しているサイトにアクセスしたユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。