独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月22日、AssetView における重要な機能に対する認証の欠如の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。GMOサイバーセキュリティ byイエラエのデニス・ファウストヴ 氏とルスラン・サイフィエフ 氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
AssetView Ver.13.2.0 より前のバージョン
株式会社ハンモックが提供する AssetView には、管理サーバ上の重要な機能に対する認証の欠如の脆弱性が存在し、当該システムの設定情報を知っている遠隔の第三者によって細工されたファイルを管理サーバにアップロードされると、当該サーバで管理されているクライアント上で管理者権限で任意のコードを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとにパッチを適用するよう呼びかけている。