東京都は4月12日、サイバーセキュリティ対策の支援対象企業の募集について発表した。
東京都では、中小企業が自立的にサイバーセキュリティ対策を実施するために、セキュリティ機器の試行設置やセキュリティ対策に係る技術的支援を行うとともに、支援を通じて把握した都内中小企業に対するサイバー攻撃の実態や取組事例を紹介している。
同事業では主に、セキュリティ対策機器(UTM)の設置によるサイバー攻撃状況の把握・分析、セキュリティサポートデスクや駆けつけサポートの提供、標的型攻撃メール訓練等の実施、情報セキュリティマネジメントの指導支援などの支援を行っている。
対象となるのは、東京都内に主たる事業所を有しサイバーセキュリティ対策への意欲を持つ中小企業で、250社程度を募集している。
また同事業の事前説明会として、最新のセキュリティ脅威に関するオンラインセミナーを開催する。プログラムは下記の通り。
第1部:最新!サイバーセキュリティのいま 世界的情勢から身近な脅威まで
(トレンドマイクロ(株))
第2部:サイバー攻撃の脅威と中小企業のセキュリティ対策のポイント
((独)情報処理推進機構)
第3部:東京都中小企業サイバーセキュリティ向上支援事業について
(東日本電信電話(株))
・概要
日時:4月21日午後2時~3時30分(90分)
4月27日午後2時~3時30分(90分)
4月28日午後2時~3時30分(90分)
形式:オンライン配信(Microsoft Teams使用)
参加費:無料
定員:各回先着100名
申込URL:https://form.business.ntt-east.co.jp/a?formId=pf1550sem&type=A