何事もなく過ごしているか、あるいはレジストリのどの変更でシステムがおかしくなったのか調べるかしている間に Windows 3.1 も 30 周年を迎えました。
Windows 3.1 は、前バージョンの Windows 3.0 からユーザーインターフェースをただ一新しただけのものではありませんでした。1992 年 4 月 6 日に登場し、未だ MS-DOS に存在するこの OS は、TrueTypeフォントのサポート、Windowsレジストリの導入、旧シリコンのサポート終了などをもたらしました。Windows 3.1 では 80286 以上が必須となり、Windows 3.0 でまだサポートされていたリアルモードについに止めを刺しました。
ビジュアルアップデートだけでなく、(数年後に登場する Windows 95 とは比べ物にならないが)マルチメディアのサポートが改善され、マイクロソフトはレジストリと呼ばれる概念を導入しました。