2021年11月中旬のEmotet活動が再開しているが、2月3日から4日にかけて各社でEmotet感染による不審メールへの注意喚起を発表している。
ライオン株式会社では2月3日に、同社グループに所属する従業員のパソコンが2月2日にEmotetに感染し、同社メールサーバからメールアドレスを含むメール情報が窃取されたことで、同社従業員を装った第三者からの不審メールの複数発信の事実を確認したと発表している。
ライオンでは、当該パソコンから社内外関係者の氏名、メールアドレス、件名等のデータの一部が外部流出したと認識している。
ライオンによると、不審メールは送信者の氏名表示とメールアドレスが異なっている特徴があり、不審メールを受信した際は同社アドレス「*****@lion.co.jp」であるかを確認するよう呼びかけている。