独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月29日、Android アプリ「メルカリ(メルペイ)-フリマアプリ&スマホ決済」における Intent の取り扱い不備に関する脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。RyotaK 氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。Android アプリ「メルカリ(メルペイ)-フリマアプリ&スマホ決済」 バージョン 4.49.1 より前のバージョン 株式会社メルカリが提供する Android アプリ「メルカリ(メルペイ)-フリマアプリ&スマホ決済」には、Intent の取り扱い不備に関する脆弱性が存在し、当該アプリを使⽤するユーザが悪意のあるページにアクセスした場合、任意の Activity が起動可能となり、メルカリアカウントのアクセストークンを窃取される可能性がある。 なお開発者によると、アプリ起動時の強制アップデートにより、ユーザはアップデートのための自発的行動を取る必要はないとのこと。