株式会社日本レジストリサービス(JPRS)は10月28日、BIND 9.xの脆弱性(パフォーマンスの低下)について公開した。影響を受けるシステムは以下の通り。BIND 9.3.0以降のすべてのバージョン これは開発元のISC(Internet Systems Consortium)からの発表を受けたもので、BIND 9.xには実装上の不具合により、namedに対する外部からの攻撃が可能となる脆弱性が存在し、namedのパフォーマンスが低下しクライアント側でタイムアウトが発生する可能性ががある。 JPRSでは、本脆弱性を修正したパッチバージョン(BIND 9.16.22/9.11.36)への更新、または各ディストリビューションベンダーからリリースされる更新の適用を実施するよう呼びかけている。