独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月19日、Navigate CMS における複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。VNCERT/CC Duong Xuan Hiep (Hydrasky) 氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。Navigate CMS version 2.9.3 およびそれ以前 Naviwebs S.C. が提供するオープンソースの Navigate CMS には、Help 機能における反射型クロスサイトスクリプティングの脆弱性、反射型クロスサイトスクリプティングの脆弱性、SQL インジェクションの脆弱性が存在し、想定される影響は脆弱性により異なるが、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトが実行される、アクセス権限のないユーザによってデータベースに保存された情報が取得されたり、改ざんされたり、削除されたりする可能性がある。 JVNでは開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートするよう呼びかけている。