株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は6月30日、「Internet Infrastructure Review(IIR)Vol.51」を公開した。
同レポートでは2020年11月に平井デジタル改革担当大臣が定例会見で「暗号化ZIPファイル(通称、PPAP)の廃止」について言及したことに触れ、国内ではよく見かける一方、国外ではほとんど見られない「日本特有な文化」とし、採用する目的としては誤送信対策や経路暗号化で、個人で実施できコストが低い、といった理由で、主に組織の情報セキュリティポリシーとして策定されていることが多いと述べている。
さらに同レポートでは、PPAPには見込める効果よりも多くのリスクを抱えていることを指摘し、添付ファイルを暗号化することでウイルス対策製品がファイルの中身を解析することができなくなる問題点を挙げている。
同レポートでは2020年11月に平井デジタル改革担当大臣が定例会見で「暗号化ZIPファイル(通称、PPAP)の廃止」について言及したことに触れ、国内ではよく見かける一方、国外ではほとんど見られない「日本特有な文化」とし、採用する目的としては誤送信対策や経路暗号化で、個人で実施できコストが低い、といった理由で、主に組織の情報セキュリティポリシーとして策定されていることが多いと述べている。
さらに同レポートでは、PPAPには見込める効果よりも多くのリスクを抱えていることを指摘し、添付ファイルを暗号化することでウイルス対策製品がファイルの中身を解析することができなくなる問題点を挙げている。