KADOKAWAの台湾子会社にランサムウェア攻撃を確認 | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

KADOKAWAの台湾子会社にランサムウェア攻撃を確認

株式会社KADOKAWAは6月4日、海外連結子会社である台灣角川股份有限公司が利用するサーバーに外部からの不正アクセスを確認したと発表した。

インシデント・事故
トップページ
  • トップページ
  • リリース(海外子会社サーバーへの不正アクセスについて)
 株式会社KADOKAWAは6月4日、海外連結子会社である台灣角川股份有限公司が利用するサーバーに外部からの不正アクセスを確認したと発表した。

 これは6月3日に、台湾角川のサーバにランサムウェアとみられる不正アクセスの可能性を確認したというもの。

 台湾角川ではその後、被害拡大防止のために影響可能性のある台湾角川のサーバとPCを停止し、ネットワークを遮断しており、情報の安全性が確認されるまでの間、台湾角川の公式サイトのサービスを一時停止している。

 現時点では、本件被害は台湾角川のサーバに留まり、KADOKAWAのサーバやネットワークに影響がないことを確認済みという。

 台湾角川では流出する可能性がある情報としては、個人情報や企業情報を想定しているが、その中にクレジットカード情報は含まれていない。

 台湾角川は現在、台湾にて、警察をはじめ、関係各所に相談するとともに、調査及び対応を進めており、新たな事実が判明したら改めて告知するとのこと。
《ScanNetSecurity》

編集部おすすめの記事

特集

インシデント・事故 アクセスランキング

  1. ベルシステム24 のベトナム子会社に不正アクセス、コールセンター受託業務での顧客情報漏えいの可能性

    ベルシステム24 のベトナム子会社に不正アクセス、コールセンター受託業務での顧客情報漏えいの可能性

  2. イセトーへのランサムウェア攻撃で伊予銀行の顧客情報が漏えい

    イセトーへのランサムウェア攻撃で伊予銀行の顧客情報が漏えい

  3. 富士通の複数の業務パソコンに高度な手法で攻撃を行うマルウェア、複製指示のコマンドを実行し拡大

    富士通の複数の業務パソコンに高度な手法で攻撃を行うマルウェア、複製指示のコマンドを実行し拡大

  4. 東京海上日動火災保険 提携先の税理士法人にランサムウェア攻撃

  5. 高松市のコンビニ交付サービスでの証明書誤交付、個人情報保護委員会が富士通 Japan に行政指導

  6. 急激な CPU 負荷増大で発覚 ~ 岩水開発のサーバがクリプトマイニング型のマルウェア XMRig に感染

  7. マイクロソフト、CrowdStrikeに起因する障害への支援について発表

  8. ベルシステム24 のベトナム子会社に不正アクセス、影響範囲を調査

  9. 印刷会社アイカのサーバに不正アクセス

  10. 東京ガスエンジニアリングソリューションズのネットワークに不正アクセス、約 416 万人分の個人情報が流出した可能性

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×