エフセキュア調査レポート、2020年末には15ものランサムウェアが盗んだ情報のリークをほのめかし脅迫 | ScanNetSecurity
2021.05.15(土)

エフセキュア調査レポート、2020年末には15ものランサムウェアが盗んだ情報のリークをほのめかし脅迫

エフセキュア株式会社は4月9日、2020年下半期(7月~12月)における攻撃トラフィックに関する調査レポート「セキュリティ脅威のランドスケープ 2020年下半期」を発表した。

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エフセキュア株式会社は4月9日、2020年下半期(7月~12月)における攻撃トラフィックに関する調査レポート「セキュリティ脅威のランドスケープ 2020年下半期」を発表した。

同レポートによると、2020年下半期に観測された攻撃の特徴として、データを盗み出し暗号化するだけでなく、身代金の支払いが拒否されると情報を公開すると恐喝する「ランサムウェア2.0」の急増、情報を詐取するマルウェア、サプライチェーン攻撃などを重要な脅威として挙げている。

その中で最も注目すべき傾向としてランサムウェアの進化を取り上げ、2020年には従来の企業ネットワークに侵入しデータを盗み出して暗号化し復号キーのための身代金を要求する手法の攻撃が爆発的に増加しただけでなく、企業が身代金の支払いを拒否すると、攻撃者は盗んだ情報をリークすると脅すようになったことに言及し、同社が「ランサムウェア2.0」と呼ぶこの攻撃の増加により、攻撃者は被害者に対し、より大きな支払い圧力を持つようになったと指摘している。

同レポートによると、2019年にこの手法を使用しているサイバー犯罪集団は「Maze」と呼ばれるグループだけであったが、2020年末には15ものランサムウェアファミリーが同様の手法を採用、2020年に発見されたランサムウェアの40%近くが、複数のこれまでのファミリーと同様に標的からデータを盗むことも判明した。
《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》

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